そのまんま!
filter_input_array
(no version information, might be only in CVS)
filter_input_array -- PHP の外部から複数の変数を受け取り、オプションでそれらをフィルタリングする
説明
mixed
filter_input_array ( int type [, mixed definition] )
この関数を使用すると、大量のデータを取得する際に
filter_input() を繰り返しコールする必要がなくなるので便利です。
パラメータ
type
INPUT_GET、INPUT_POST、
INPUT_COOKIE、INPUT_SERVER、
INPUT_ENV、INPUT_SESSION
あるいは INPUT_REQUEST のいずれか。
definition
引数を定義する配列。配列のキーとして使用できるのは
変数名を string で表したものです。
対応する値に使用できるのは、
フィルタの型か配列 (フィルタ・フラグ・オプションを指定したもの) です。
配列の値として配列を使用する場合に使用できるキーは、
filter (フィルタの型)、
flags (フィルタに適用するフラグ)
および options (フィルタに適用するオプション)
です。理解を深めるために、以下の例を参照ください。
このパラメータには、フィルタ定数 を表す整数値を指定することもできます。
こうすると、入力配列のすべての値がそのフィルタで処理されます。
返り値
成功した場合は要求された変数の値を含む配列、
あるいは失敗した場合に FALSE を返します。
配列の値は、フィルタリングに失敗した場合には FALSE、
変数が設定されていない場合は NULL となります。
フラグ FILTER_NULL_ON_FAILURE
が指定されている場合は、変数が設定されていないときに FALSE、
フィルタリングに失敗した場合に NULL となります。
例
例 1. filter_input_array() の例
<?php error_reporting(E_ALL | E_STRICT); /* データは、実際には POST リクエストでやってきます $_POST = array( 'product_id' => 'libgd<script>', 'component' => '10', 'versions' => '2.0.33', 'testscalar' => array('2', '23', '10', '12'), 'testarray' => '2', ); */
$args = array( 'product_id' => FILTER_SANITIZE_ENCODED, 'component' => array('filter' => FILTER_VALIDATE_INT, 'flags' => FILTER_FLAG_ARRAY, 'options' => array('min_range' => 1, 'max_range' => 10) ), 'versions' => FILTER_SANITIZE_ENCODED, 'doesnotexist' => FILTER_VALIDATE_INT, 'testscalar' => array( 'filter' => FILTER_VALIDATE_INT, 'flags' => FILTER_FLAG_SCALAR, ), 'testarray' => array( 'filter' => FILTER_VALIDATE_INT, 'flags' => FILTER_FLAG_ARRAY, )
);
$myinputs = filter_input_array(INPUT_POST, $args);
var_dump($myinputs); echo "\n"; ?>
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上の例の出力は以下となります。 array(6) {
["product_id"]=>
array(1) {
[0]=>
string(17) "libgd%3Cscript%3E"
}
["component"]=>
array(1) {
[0]=>
int(10)
}
["versions"]=>
array(1) {
[0]=>
string(6) "2.0.33"
}
["doesnotexist"]=>
NULL
["testscalar"]=>
bool(false)
["testarray"]=>
array(1) {
[0]=>
int(2)
}
} |
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