そのまんま!

ftp_rawlist

(PHP 3 >= 3.0.13, PHP 4, PHP 5)

ftp_rawlist -- 指定したディレクトリの詳細なファイル一覧を返す

説明

array ftp_rawlist ( resource ftp_stream, string directory [, bool recursive] )

ftp_rawlist() は、FTP LIST コマンドを実行し、結果を配列として返します。

パラメータ

ftp_stream

FTP 接続のリンク ID 。

directory

ディレクトリのパス。

recursive

TRUE を設定した場合、発行されるコマンドは LIST -R となります。

返り値

各要素が 1 行分のテキストに対応する配列を返します。

出力に関する処理は全く行われません。結果の解釈の仕方を定義するために ftp_systype() から返されるシステム型 ID を使用することができます。

例 1. ftp_rawlist() の例

<?php

// 接続を確立する
$conn_id = ftp_connect($ftp_server);

// ユーザ名とパスワードでログインする
$login_result = ftp_login($conn_id, $ftp_user_name, $ftp_user_pass);

// / のファイル一覧を得る
$buff = ftp_rawlist($conn_id, '/');

// 接続を閉じる
ftp_close($conn_id);

// バッファの内容を出力する
var_dump($buff);
?>

上の例の出力は、たとえば 以下のようになります。

array(3) {
  [0]=>
  string(65) "drwxr-x---   3 vincent  vincent      4096 Jul 12 12:16 public_ftp"
  [1]=>
  string(66) "drwxr-x---  15 vincent  vincent      4096 Nov  3 21:31 public_html"
  [2]=>
  string(73) "lrwxrwxrwx   1 vincent  vincent        11 Jul 12 12:16 www -> public_html"
}

変更履歴

バージョン説明
4.3.0 recursive が追加されました。

参考

ftp_nlist()