そのまんま!

get_included_files

(PHP 4, PHP 5)

get_included_files -- include または require で読み込まれたファイルの名前を配列として返す

説明

array get_included_files ( void )

この関数は、include(), include_once(), require(), require_once() によりスクリプトにロードされた すべてのファイルの名前を取得します。

返り値

すべてのファイル名を含む配列を返します。

最初にコールされたスクリプトは "include されたファイル" という扱いに なります。そのため、include() やその仲間たちにより 読み込まれたファイルの一覧に含めて表示されます。

複数回読み込まれているファイルも、 返される配列には一度しかあらわれません。

変更履歴

バージョン説明
4.0.1 PHP 4.0.1および以前のバージョンにおいて、 get_included_files() は読み込まれるファイルが拡張子 .php となることを仮定しており、他の拡張子のファイルは返されませんでした。 get_included_files() により返される配列は 連想配列であり、include() および include_once() で読み込まれたファイルのみが 一覧に含まれていました。

例 1. get_included_files() の例

<?php
// このファイルは abc.php です

include 'test1.php';
include_once
'test2.php';
require
'test3.php';
require_once
'test4.php';

$included_files = get_included_files();

foreach (
$included_files as $filename) {
    echo
"$filename\n";
}

?>

上の例の出力は以下となります。

abc.php
test1.php
test2.php
test3.php
test4.php

注意

注意: 設定ディレクティブ auto_prepend_file で読み込まれたファイルは、返される配列には含まれません。

参考

include()
include_once()
require()
require_once()
get_required_files()