そのまんま!

ibase_connect

(PHP 3 >= 3.0.6, PHP 4, PHP 5)

ibase_connect --  InterBase データベースへの接続をオープンする

説明

resource ibase_connect ( [string database [, string username [, string password [, string charset [, int buffers [, int dialect [, string role [, int sync]]]]]]]] )

InterBaseサーバへの接続を確立します。引数 databaseは接続するサーバ上のデータベース ファイルへの正しいパスである必要があります。ローカルなサーバへの 接続でない場合、使用する接続プロトコルに応じてこの引数の前に' hostname:' (TCP/IP)、'//hostname/' (NetBEUI)、'hostname@' (IPX/SPX)のどれかをつける必要があります。 username および password は PHP 設定ディレクティブ ibase.default_user および ibase.default_password で指定することも 可能です。charset はデータベースに関する デフォルトの文字セットです。 buffers は サーバ側のキャッシュに確保されるデータベースバッファの数です。0 または省略された場合、サーバーはデフォルト値を用います。 dialect は、接続時に実行される全ての命令に 関する SQL 方言のデフォルト値を選択し、デフォルトではクライアント ライブラリでサポートされる方言のうち、最高位のものになります。

同じ引数で ibase_connect() が再度コールされた場合、 新規のリンクは作成されず、代わりに既にオープンされているリンクの リンク ID が返されます。 ibase_close() を明示的にコールしない限り、 サーバへのリンクはスクリプトの実行終了時に閉じられます。

例 1. ibase_connect() の例

<?php
    $host
= 'localhost:/path/to/your.gdb';

    
$dbh = ibase_connect($host, $username, $password);
    
$stmt = 'SELECT * FROM tblname';
    
$sth = ibase_query($dbh, $stmt);
    while (
$row = ibase_fetch_object($sth)) {
        echo
$row->email, "\n";
    }
    
ibase_free_result($sth);
    
ibase_close($dbh);
?>

注意: オプションの buffers パラメータは PHP 4.0.0 で追加されました。

注意: オプションの dialect パラメータは PHP 4.0.0 で追加され、InterBase 6 以降でのみ使用可能です。

注意: オプションの role パラメータは PHP 4.0.0 で追加され、InterBase 5 以降でのみ使用可能です。

注意: この関数の使用して ibase_query() をコールした 後に "arithmetic exception, numeric overflow, or string truncation. Cannot transliterate character between character sets" のようなエラーが発生した場合 (たとえばアクセント記号つきの文字を使用した場合などに発生します) 、 文字セットを指定する必要があります (例: ISO8859_1 あるいは現在の文字セット)。

ibase_pconnect() および ibase_close() も参照ください。