そのまんま!

maxdb_thread_id

(PECL)

maxdb_thread_id

(no version information, might be only in CVS)

maxdb->thread_id -- 現在の接続のスレッド ID を返す

説明

手続き型

int maxdb_thread_id ( resource link )

オブジェクト指向型 (プロパティ)

class maxdb {

int thread_id

}

maxdb_thread_id() 関数は、現在の接続のスレッド ID を返します。maxdb_kill() 関数を使用することで、 この接続を殺すことが可能です。接続を見失ったあとで maxdb_ping() を使用して再接続した場合には、 スレッド ID は別の値になります。そのため、スレッド ID は、必要になった時点でのみ取得すべきです。

注意: スレッド ID は、接続ごとに割り当てられます。したがって、 接続が壊れてしまい改めて確立しなおした場合には、スレッド ID は別の値が割り当てられます。

返り値

maxdb_thread_id() は、 現在の接続のスレッド ID を返します。

参考

maxdb_kill()

例 1. オブジェクト指向型

<?php
$maxdb
= new maxdb("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");

/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
   
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
   exit();
}

/* スレッド ID を調べます */
$thread_id = $maxdb->thread_id;

/* 接続を殺します */
$maxdb->kill($thread_id);

/* これは、エラーとなります */
if (!$maxdb->query("CREATE TABLE mycity LIKE hotel.city")) {
   
printf("エラー: %s\n", $maxdb->error);
   exit;
}

/* 接続を閉じます */
$maxdb->close();
?>

例 2. 手続き型

<?php
$link
= maxdb_connect("localhost", "MONA", "RED", "DEMODB");

/* 接続を調べます */
if (maxdb_connect_errno()) {
   
printf("接続に失敗しました: %s\n", maxdb_connect_error());
   exit();
}

/* スレッド ID を調べます */
$thread_id = maxdb_thread_id($link);

/* 接続を殺します */
maxdb_kill($link, $thread_id);

/* これは、エラーとなります */
if (!maxdb_query($link, "CREATE TABLE mycity LIKE hotel.city")) {
   
printf("エラー: %s\n", maxdb_error($link));
   exit;
}

/* 接続を閉じます */
maxdb_close($link);
?>

上の例の出力は、たとえば以下のようになります。

Warning: maxdb_query(): -10821 Session not connected <...>
エラー: Session not connected