そのまんま!

pg_parameter_status

(PHP 5)

pg_parameter_status -- サーバのパラメータ設定を検索する

説明

string pg_parameter_status ( resource connection, string param_name )

string pg_parameter_status ( string param_name )

サーバのパラメータ設定を検索します。

いくつかのパラメータについては、接続の確立時や値の変更時にサーバから 自動的に通知されます。pg_parameter_status() は これらの設定問い合わせるために使用可能です。指定したパラメータが存在する 場合にその値を、存在しない場合に FALSE を返します。

PostgreSQL 8.0 で指定できるパラメータには以下が含まれます。 server_versionserver_encodingclient_encodingis_superusersession_authorizationDateStyleTimeZone および integer_datetimesserver_encodingTimeZone および integer_datetimes は 8.0 より前のバージョンでは指定できません)。 server_versionserver_encoding および integer_datetimes は、PostgreSQL の稼動中には変更できないことに注意しましょう。

PostgreSQL 7.3 以前のサーバはパラメータ設定を通知する機能を持っていません。 しかし、pg_parameter_status() には server_version および client_encoding を取得する機能を組み込んでいます。これらの値を取得するためにアプリケーションで アドホックなコードを書くのではなく、pg_parameter_status() を使用することを推奨します。

注意

7.4 より前の PostgreSQL サーバでは、接続の確立後に SET を用いて client_encoding を変更しても pg_parameter_status() には反映されません。

パラメータ

connection

PostgreSQL データベース接続リソース。connection が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。 デフォルトの接続は、直近の pg_connect() あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。

param_name

指定可能な param_name には以下が含まれます。 server_versionserver_encodingclient_encodingis_superusersession_authorizationDateStyleTimeZone および integer_datetimes

返り値

パラメータの値を文字列で返します。失敗した場合や param_name が間違っている場合には FALSE を返します。

例 1. pg_parameter_status() の例

<?php
  $dbconn
= pg_connect("dbname=publisher") or die("Could not connect");

  echo
"Server encoding: ", pg_parameter_status($dbconn, "server_encoding");
?>

上の例の出力は以下となります。

Server encoding: SQL_ASCII