そのまんま!

親クラス

基底クラスの変数と関数を参照するコードを書くことが可能です。これは、 派生クラスが基底クラスのコードを特定の用途向けに改造したりする場合 には、特に有用です。

コードの基底クラスのリテラル名を使用する代わりに、特別な名前 parentを使用する必要があります。この名前は、 クラスのextends宣言で指定された基底クラスの名前 を指しています。これにより、基底クラスの名前を複数の場所で使用する ことを避けることが可能です。実装の際に継承ツリーを変更した場合でも、 変更は簡単で、クラスの extends 宣言を変更するだけですみます。

<?php
class A
{
    function
example()
    {
        echo
"A::example()です。基本関数を提供します。<br>\n";
    }
}

class
B extends A
{
    function
example()
    {
        echo
"B::example()です。付加的な機能を提供します。<br>\n";
        
parent::example();
    }
}

$b = new B;
     
// B::example()をコールし、この関数の中からA::example()がコールされます。
$b->example();
?>